コスト低減や生産性の向上を目指すために
設備診断技能研修

● ねらい

(1)設備診断及びメンテナンスに関して,基幹知識・重要技能を体系だてて整理し,理解を深めます。
(2)一級並びに二級機械保全技能検定の実技試験及び学科試験の合格を目指します。

● 日時

Aコース:平成14年11月30日(土)・12月8日(日)【2日間】9時30分〜16時30分
Bコース:平成14年12月1日(日)・12月7日(土)【2日間】9時30分〜16時30分

● 会場

広島県情報プラザ2階研修室(広島市中区千田町3丁目7-47)

● 対象

(1)平成14年度一級機械保全技能検定受検者
(2)平成14年度二級機械保全技能検定受検者
(3)一級又は二級機械保全技能検定を今後受検される方

● 定員

各コース30名(定員になりしだい締め切らせていただきます)

● 受講料

会員1人5,000円(テキスト代別) 会員外1人10,000円(テキスト代別)
この研修の受講料・テキスト代や賃金の一部が助成される「キャリア形成促進助成金」の対象となる場合があります。ただし,研修計画について事前に雇用・能力開発機構広島センター所長の受給資格認定を受けていること等の一定要件が必要です。詳しいことは,同センター(082-248-1347)にお問い合わせください。

● テキスト代

2002年度機械保全の傾向と対策【実技・機械系】
2,415円(税込:日本プラントメンテナンス協会編)
2002年度機械保全技能検定試験受検ガイドブック【学科問題集】
2,415円(税込:日本プラントメンテナンス協会編)
上記テキストによって研修を進めますので,受講料のほかにテキスト代(4,830円)が必要です。

● 講師

マツダ椛1駆動系製造部 戸高 勝幸(特級機械保全技能士)
マツダ椛1駆動系製造部 松村 茂則(一級機械保全技能士)

● プログラム(A・Bコース共通)

1日目(前半)
科目 研修内容
学科研修 学科試験の概要説明
機械、電気、機械保全法、材料、安全衛生についての一般知識
機械系保全法(前半)
 (1)機械の主要構成要素の種類・形状・用途
 (2)機械の主要構成要素の点検
 (3)機械の主要構成要素に生じる欠陥の種類・原因・発見方法
 (4)機械の主要構成要素の異常時における対応処置
 (5)潤滑・給油
質疑応答
  休憩(昼食)
実技研修 実技試験の概要説明
潤滑油のグレードと用途及び汚染度の判定
ころがり軸受の損傷及び原因と対策
歯車の損傷及び原因と対策
設備診断による異常の発見(振動波形よる軸受け異常精密診断)
金属材料の疲労と破壊
質疑応答

2日目(後半)
科目 研修内容
学科研修 機械系保全法(後半)
 (6)機械工作方法の種類及び特徴
 (7)非破壊検査
 (8)油圧及び空気圧
 (9)非金属・金属材料の種類、性質及び用途
 (10)金属材料の表面処理
 (11)力学及び材料力学の基礎知識
 (12)日本工業規格に定める図示法、材料記号、油圧・空気圧記号、嵌めあい
質疑応答
  休憩(昼食)
実技研修 機械工作法と表面加工法
(マイクロメータの読み及びはめ合い記号)
機械組立図面に示す部品の名称とその写真
鋼の火花試験による材質の判定(1級)
加工面の表面粗さの判定(2級)
油・空圧装置の異常時における対応措置(JIS記号と機器断面図)
質疑応答

● 申し込み期限  平成14年11月15日(金)
受講者が定員に満たない場合及び当協会の都合等により,中止もしくは日程を変更させていただくことがございますので御了承ください。

● お問い合わせ  担当:能力開発課 小川 TEL(082)245-4020

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